【桐生ボートGI赤城雷神杯】毒島誠 凱旋レースで真の夜王に

2018年09月05日 14時38分

毒島誠

【ボートレース桐生・開設62周年記念GI赤城雷神杯(6日開幕):注目選手】毒島誠(34=群馬・92期)デビュー以来、最高の快進撃が続いている。7月若松SG「第23回オーシャンカップ」を制すると続く平和島GⅠ・64周年記念もV。さらに8月まるがめ「第64回ボートレースメモリアル」でSG連続Vも達成した。誰が見ても絶好調といえる状態だが「乗っているリズムがいいということはないですよ」と自覚はないという。一方で「強いて言えばペラですかね。毎年、夏の時期は調整で苦労していたんですけど、今年は当たりが出た。5月ぐらいからちょっとずつ良くなっている。それはうれしいですし、結果につながっている理由のひとつだとは思います」。例年、苦労していた夏場のペラ調整を手の内に入れたことが、大爆発の要因だ。

 夏のレースで結果を出したことで、史上最多となるナイターSG通算4Vも達成。そんな“夜の帝王”が狙う次なるターゲットが地元の記念だ。

「取りたいですね。2015年に勝ってから、桐生では一般戦も優勝していないので」。意外にも地元戦は丸3年もVがない。2度目の地元記念制覇で、その空白を埋めるつもりだ。「年に1度の記念ですし、盛り上げたいですよ。やっぱり地元の選手が活躍しないとダメだと思っています。その中でお客さんには自分を見に来てほしい。ただのボートレーサーにはなりたくないし、速く走りたい。もっと強くなきゃいけないんですけど、そういう意味では常に結果を求めています」。SG連続Vを達成して臨む“凱旋レース”。主役として盛り上げる覚悟を決めている。

 すでに獲得賞金は1億円を突破し賞金ランクは2位の白井英治に3000万円以上の差をつけて断然トップ。年末の大一番SGグランプリはベスト6での出場が“当確”だ。それでも「6位以内で出るということは毎年年始に掲げる目標ですけど、今の時点では何もないですよ。もちろん、トップで出られればいいですけど、自分のやるべきことをしっかりやる。意識はしているけど、そればかり考えていると足をすくわれる。一戦一戦ですね」と、まずは目の前のレースに集中して年末に最高の結果につなげることを意識している。

「夜のレースはエンターテインメント性が高いですし、見ていてキレイですよね。お客さんも多いですし、走りがいがある。それが力になっているのかもしれないですね」。強くて速くて華のあるレーサーが理想像。地元のナイターGⅠという絶好のステージで“夜の帝王”が派手に躍動する。

☆ぶすじま・まこと=1984年1月8日生まれ。2003年5月の桐生一般戦で群馬支部92期生としてデビュー。06年9月の鳴門で初優勝。10年1月の浜名湖新鋭王座決定戦でGⅠ初V。13年8月まるがめメモリアルでSG初V。通算46V。GⅠ・7V、SG4V。同期は松村敏、大峯豊、浜崎直矢、安達裕樹、深川和仁ら。身長162センチ。血液型=B。