【まるがめボートSGメモリアル】山口裕二 苦節21年のSGデビュー「今はいいリズムで走れている」

2018年08月17日 11時33分

山口裕二

【まるがめボートレース・SGメモリアル=カウントダウンコラム(2)】まるがめSG「第64回メモリアル」が21日、開幕する。恒例の直前カウントダウン企画は「飾れ!俺たちの初陣!!」と題してSG初出場の選手をピックアップ。2回目は長崎=大村代表として、苦節デビュー約21年、ついにSGデビューを飾る山口裕二(39=長崎・81期)だ!

 いよいよ初のSG参戦の時がやってきた!「正直言って、SGに出ることは意識したこともなかったし、自分は(ビッグレースに)行かないまま(選手を)終わるかな、って思っていた」と苦笑した。

 それほどまでにSGは“別次元”の舞台と感じていたが、昨年10月に地元のGⅠ大村64周年記念で初優出(3着)。これがひとつのターニングポイントとなった。「自分は慎重なタイプだった。GⅠに呼ばれても、ただ走っているだけ…。でも、選手になってコツコツとやってきて、GⅠ優出という結果を出せた。走っていて大きな(力量)差も感じなかったし、狙える位置が見えたというか、今度はGⅠ優勝を目標に走れるようになった」と考えが改まった。
 それに伴い、成績も高レベルで安定し始め、今期は初の勝率7点台に乗せ、自己最高の7・21をマークした。「何年間か(6期)連続でA1級をキープできていた。これを続けていければ、何かのSGに引っかかるかもしれない、って。ただ、自分は印象が弱いので、勝率を上げてやろうと、全部勝つつもりで走っていました」

 少しずつ意識に変化が表れ始めていたところに「(原田)幸哉さんがA2級になって、下條(雄太郎)はF休み。もしかしてメモリアルに出られるかも…」。その思いが天にも通じたのか、念願のSG初出場のチャンスが巡ってきた。実際にメモリアル出場が決まると「関係者に、同期も喜んでくれていると思う。早くみんなにレースを見てもらいたいですね」と笑顔をはじけさせた。

 舞台となるまるがめは「最近はあまり走っていない」と印象は薄いが、「初めてのSG。『レース勘を取り戻す』とか言っていられない。そんなことを言っている間に、シリーズが終わってしまう。今はいいリズムで走れているし、このままの勢いでメモリアルに行きたい。そしていいエンジンを引きたい」と意欲的。

 さらに「先の話だけど来年のSGメモリアルは地元・大村開催に決まった。それに出場することが今後の目標。そのためにも、このSGでは結果を出しておきたいです」と闘志を燃やす。SG初出場ながら、好調機を引き当てれば台風の目となってもおかしくない。

☆やまぐち・ゆうじ=1979年2月18日生まれ。長崎支部の81期生。1997年11月の大村でデビュー。2000年2月の福岡で初優出初Vを達成。GⅠは17年10月の大村65周年で初優出も優勝はない。通算14V。同期は佐々木康幸、飯山泰、池田浩二、寺田祥ら。身長167センチ。血液型=O。