【まるがめボートSGメモリアル】大池佑来 自慢のルーティン発揮できればチャンス

2018年08月16日 14時35分

大池佑来

【まるがめボートレース・SGメモリアル=カウントダウンコラム(1)】晩夏の祭典・SGメモリアルが21日、香川・まるがめボートレース場で幕を開ける。恒例のカウントダウン連載は「飾れ!俺たちの初陣!!」と題して、今回が念願のSG初出場となる面々にスポットを当て、今大会にかける意気込みを直撃した。第1回は江戸川代表の大池佑来(31=東京・101期)だ。

 2007年11月のデビュー戦から10年9か月――。待ちに待った瞬間が間もなくやってくる。念願のSGの晴れ舞台だ。「ホントはもう少し早く出たかったんですけどね。自分の実力がそこまでついてこなかった…。本来ならば自力で(出場権を得られるダービーやクラシックに)行きたかった、というのが本音ですけど、今回は選んでいただけて本当にうれしいです」と率直な感想を口にした。

 その夢の大舞台への登壇までもうあとわずか。

「今は緊張感よりも楽しみのほうが大きいです。周囲の方々がすごい人ばかりなので、自分の“いつも通り”の状態で走れればいいと思っています。でも自分は結構、どんな時でも気楽に走れているタイプなんですよ。いつも自然体でポーカーフェースを崩さないのが僕のルーティンなんです」

 これまでのGⅠ戦線では12年に当時の新鋭王座決定戦で優出はあるが、それ以外にはこれといった好走歴もなく全国的な知名度もほとんどないといっても過言ではない。「GIを走るようになって自分の実力が分かったというか、足りない部分が見えてきました。同じA1でもSG常連とはエンジン出しもスタートもターンテクニックもすべてにおいて差を感じています。やはり一般戦とはひと味違いますね」と実力差を痛感している。

 持ち味は早いスタートダッシュからの思い切りいい強攻策。正直、いきなりSGレースで互角の勝負を演じるのは、やはり荷が重いかも知れない。

 それでも…。ただ参加するだけでは終わらせたくない――。そんな強い意志を感じさせるまなざしでこう続けた。

「いつも応援してくれているファンはもちろん、江戸川(ボート)さんに推薦してもらったので、なんとか活躍して恩返しがしたい。僕たち選手にはそれしかできないですから」

 “レーサー大池佑来”を育て、支えてくれた周囲の人たち、そして自分自身のためにも、これまでとはひと味違う、そして一皮むけた新しい姿を見せるつもりだ。

「同期の片岡クンに(篠崎)仁志クン、それに東京支部の先輩も一緒なので心強い。本当はひそかにSGに行く前に、GI優勝戦に乗ってからと目標にしていたけど、それはできていない。今回は何とか予選を突破して、準優戦に乗りたいです!」と目を輝かせている。

☆おおいけ・ゆうき=1986年12月23日生まれ、東京支部101期生。2007年11月、多摩川でデビュー。翌年4月、戸田で水神祭。初優勝は10年8月の江戸川で、通算14V。GIには11年12月の江戸川「関東地区選」で初出場。12年1月の芦屋新鋭王座決定戦(現ヤングダービー)で初優出。同期には篠崎仁志、片岡雅裕、後藤翔之、守屋美穂、山下友貴ら。身長159センチ。血液型=A。