【女子ボートレーサーの愛用品】竹井奈美 躍進の秘密はフットマッサージ器

2018年08月01日 10時00分

マッサージ器でくつろぐ竹井奈美

【女子ボートレーサー私の愛用品:竹井奈美(29=福岡・104期)】日々、戦っている女子レーサーを支えているものは何か――。そんな逸品にスポットライトを当てる「女子ボートレーサー 私の愛用品」。今回は現在開催中の桐生プレミアムGⅠ「レディースチャンピオン」に勇躍出場中の竹井奈美が激闘後の夜に欠かせない“癒やしグッズ”を紹介してくれた。

「休みの時は使わないんですが、レースに出ているときはこれがないとダメですね。少し荷物にはなるんですが、レースのときは欠かせないものなのでレース場には必ず持っていって毎晩、寝る前に宿舎で使っています」

 こう言って持ってきてくれたのは両足のふくらはぎに巻く電動マッサージ器だ。常に遠征用のトランクケースに入れて、ともに転戦している。

 2009年5月のデビューから着実に勝率を上げて13年前期にA2、15年前期にはA1昇格と着実にステップアップしてきた。

 ハンドルワーク、調整力などを磨く一方で水面でベストパフォーマンスを発揮するための工夫も重ねてきた。

 レースに集中するために、そして力を存分に発揮するために、いかにコンディションを整えていくか。その課題のひとつが睡眠の質を上げることだった。「夜、足にイガイガするというか変な感じがあるんですよ。それが気になって、なかなか寝付けなかったり、夜中に起きてしまったり…。一回起きてしまうと足が気になって寝られなくなったり…。上手に眠れなくなっちゃうんです。休みの日は大丈夫なんですけど、レースをした後にそういう症状が出るんです。たぶん疲労が原因だと思うんですよね」

 疲労回復をはじめ体調を整えるためには重要な要素である睡眠。そこに大きな不安を感じていた時に出合ったのがこのマッサージ器だった。「5年ぐらい前、宿舎で同じ部屋になった先輩が使っているのを見て“あ、これ良さそうだな”と思って買いました」という。

 実際に使用してみると効果てきめん。毎晩、両足にマッサージ器を巻いて約1時間、じっくりと疲れがたまったふくらはぎをほぐしながらリラックスする。「気になる感じもなくなったし、むくみも取れるようになった。よく眠れるようになりましたね」とニッコリ。

 デビュー8年目の16年6月に悲願の初V。同年12月のクイーンズクライマックスで優出2着と躍進。近況も5節連続優出中、そのうち6月のとこなめ→7月の尼崎で連続Vと充実している。「やっぱり睡眠は大事ですよ! きちんと眠れるかも勝負ですから!」。マッサージ効果が活躍の土台になっていることは間違いない。

☆たけい・なみ=1989年7月31日生まれ。福岡支部の104期生。2009年5月に福岡でデビュー。16年6月の福岡ヴィーナスSで初優勝。16年の平和島クイーンズクライマックスでGⅠ初優出。SGも今年5月の尼崎オースルターなど4大会に出場。同期には松田大志郎、岡村慶太、中田竜太、西川昌希、浜田亜理沙ら。身長152センチ。血液型=A。