【女子ボートレーサーの愛用品】中北涼「寿がきや」Tシャツ

2018年07月04日 10時00分

「スーちゃん」が描かれたTシャツを着て笑顔の中北

【女子ボートレーサー私の愛用品:中北涼(25=愛知・118期)】人気女子レーサーのこだわりの“品”を紹介する好評企画「女子ボートレーサー 私の愛用品」――。今回は愛知の元気娘・中北涼(25)が登場。学生時代に世話になり、キャラクターが描かれたTシャツを着てしまうほどハマった“寿がきや愛”を語ってもらった。

 和風とんこつの白濁したスープでおなじみの寿がきやラーメン。最近でこそ全国区になったが、もともとはみそカツ、エビフライ、手羽先などと並ぶ名古屋のソウルフードだ。「学生の時は五目ごはんとセットにして、毎日のように食べてました。こしょうをいっぱいかけるんですよ」。東海地区では、今昔問わず学校帰りの学生が制服姿で麺をすする姿をよく見かけるが、中北もそんなひとりだった。

 ただ、中北は単なる学生ではなく、スポンサーもついていたプロのスノーボーダーだった。それでも収入面で満足できるものではなかった。

「高校2年の時にプロになったんですが、収入は食べられるほどではなくて…。寿がきやは安いですしね」

 当時は1杯290円(現在は320円)だった寿がきやのラーメンが、苦しい時期の胃袋を支えてくれた。

 ボートレーサーになったきっかけもここにある。いとこの中北将史(三重支部)が選手だった縁もあり、高収入を求めて養成所の門をくぐった。「いい時もあれば悪い時もあるかな」と、ここまでを振り返るようにまだ苦労は絶えないが「今の方が稼げてます」と転身は間違いなく正解となった。

 今後の目標は「勝率を上げること」。現在、1期ごとに約0・7ずつ上がっており、2018年前期からB1に昇格、今期適用勝率も3点に乗せている。もちろんA級に昇格したい気持ちもあるが、まずは一歩一歩。世界を相手に戦ってきたハングリー精神で、ボートレースでも地に足をつけて戦っている。

☆なかきた・りょう=1992年10月14日生まれ。愛知支部所属の118期生。2016年5月のとこなめでデビュー。初1着は2017年2月21日のとこなめ2R(6コースまくり差し)。師匠は河村了。同期に末武里奈子、関野文、梅内夕貴奈、戸敷晃美、山本宝姫、小芦るり華、白石有美。身長147センチ、血液型A。