【徳山ボートSGグランドチャンピオン】エンジン相場&水面の特徴

2018年06月18日 11時00分

【ボートレース徳山SG「第28回グランドチャンピオン」カウントダウンコラム(4)】「第28回グランドチャンピオン」がいよいよ19日開幕!――直前のカウントダウン企画最終回では、決戦の舞台で64年ぶりのSG開催となるボートレース徳山の「水面特徴」と「エンジン相場」をおさらいしておこう!

【エンジン相場】5月の初下ろしから4節の使用で、相場はまだまだ固まっていないが、注目エンジンはチラホラと見えてきた。エンジン2連対率は出走回数の分母が小さいため、数字をそのままうのみにはできない。

 2節連続優出の66号と55号は使用するほどに状態が上がっている上昇機だ。

「66」は前節乗った中村亮太がノーハンマーながら「全部の足がいい」と太鼓判を押していた。

 初下ろしで目立っていたのが19号機と31号機。「19」は平尾崇典がスピードで圧倒して、自他ともに節一と認めていた。「31」は唯一の4節間フル使用で、2節前の石井孝之の時はピット内では「別格」と評判だった。

 さらには32、58、72号の各機は伸びが上位級で特に「32」はまだまだ奥がある雰囲気だ。また36、26、24、18号機は初下ろしから出足がずっと良く、特に「24」は前節、加藤政彦に初Vをもたらすなど上昇が顕著だ。

 ほかでは2連対率こそ低いが39号機はA級選手が乗っておらず、そのポテンシャルの高さは上位級と推測される。もう1機、56号もレース足の良さが光っていた。

【水面特徴】山口県南東部、瀬戸内海沿岸の笠戸湾に面した海水プール。水深があるため、潮位差が大きく、満潮時は乗りにくくなる傾向が見られるが、うねりを気にするほどではないようだ。対照的に干潮時は走りやすい水面となり、1M側も広く内からでも思い切りよく握って回れるため“イン逃げ天国”と化す。

 むしろレースに影響を及ぼすのは風の変化だ。1M側に風を遮る格好で太華山がそびえるため、普段は追い風が多い。追い風時はSも決まりやすく内有利な傾向が強い。しかし向かい風、もしくは大時計に対して横風が吹くとSが届かなくなる。走り慣れた地元選手でも「風が読めなくてSが難しい」との声が聞かれる。

 笠戸湾が島々に囲まれた地形であるため、湿気がこもりやすく「全国で一番、回転が上がらないレース場」と言われているようで、プロペラの調整力が問われる場ともいえそうだ。