【まるがめボート】ナイターレース前に「うちわ作り体験」

2018年05月30日 13時55分

図柄を選ぶMADOKA

【ボートレースまるがめ・ナイターGⅠ京極賞(31日開幕)】丸亀は全国屈指のうちわ生産地でもある。年間1億本、シェア90%。江戸時代から熟練の職人を数多く抱え、列島各地から注文が殺到する。というわけで、いざ突撃! ボートレースまるがめのイメージガール・ブルーナイターエンジェルのMADOKAが、うちわの聖地「うちわの港ミュージアム」で手作り体験に挑戦した。

 MADOKAのうちわ作りを指導してくれる師匠は、丸亀うちわマイスターの西条久さん。この道10年のベテランだ。全47工程を一から処理するのは素人には難しく「何度も講習を受ける必要がある」とか。そこであらかじめ竹骨の型だけはできている、ミュージアムの体験コースに挑戦することにした。「さあ始めましょうかね」。ゴングが高らかに鳴り、MADOKAは少々緊張気味だ。

【図柄選び】うちわの印象は図柄で決まるため、最も大事な工程と言っても過言ではない。ここには祭り図柄や舞妓の美人図柄など約30種類が用意されているが、MADOKAは真剣な表情で腕組み。結局「これから暑い季節を迎えるので清涼感を味わってほしい」とシンプルなききょう柄を選んだのだが、ここで師匠がひと言。「ほう。地味なものを選んだねぇ。格好は派手なのに」とへそ出しタンクトップ&ホットパンツのユニホーム姿を見てニヤリ。これで場の雰囲気が一気に和み、MADOKAの肩の力が抜けた。さすが百戦錬磨の師匠だ。

木づちで鉄の鎌を叩くMADOKA

【貼り・たたき】うちわ作りは性格が反映される。MADOKAはきっと遠慮がちで謙虚なタイプなのだろう。竹骨に絵紙を貼る工程でのりを薄めに付けると、師匠は「もっとたくさん付けていいからね」。さらにタワシで軽く伸ばすと「もっと強く」。立派なうちわを作るには大胆さが必要というわけか。

 そして最大の難所ともいえる工程にやってきた。それは「たたき」。図柄の端に飛び出した余分な紙と竹骨に、湾曲した鉄の鎌を押し当て木づちで叩いて切り取る作業。MADOKAが「重い…」とたじろぐと、ここでも師匠は「もっと強く叩いて。ガンガンやっていいよ」。日ごろはレース場でボートレーサーのペラ叩きを観察しているMADOKA。それが役に立ったか、見事に叩き抜いた。

【仕上げ】入門から約1時間。うちわの周囲に「へり紙」と呼ばれる細長い紙を貼り、ついにオリジナルうちわが完成した。苦労した分だけ感動も深く、大満足のMADOKAは「きれいにできましたね。とても楽しかったです」としてやったり。特技がピアノということもあり、師匠も「手先が器用だね。いいと思いますよ」と太鼓判を押してくれた。

「ボートレースまるがめはナイター開催。お昼はうちわ製作とインスタ映えする巨大うちわの観覧、そして夜はレース観戦と、一日中、丸亀市を楽しんでください」。最後は底抜けの笑顔でPRするMADOKAだった。

◇うちわの港ミュージアム=香川県丸亀市港町307番地15。ボートレースまるがめから徒歩10分。TEL=0877・24・7055。午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)。休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始。入館は無料。体験コースの受け付けは午前9時30分〜11時30分、午後1時30分〜3時30分。料金は指導付きで700円(税込み)。

☆MADOKA=年齢非公表。身長170センチ。血液型O。趣味は料理。特技はピアノとバレーボール。ブルーナイターエンジェル2年目。「ボートレースまるがめのB級グルメにハマり中です!」