【尼崎ボートSGオールスター】小野生奈「男との性差は特に感じない」と自信満々

2018年05月17日 11時00分

小野生奈

【尼崎ボートSGオールスター:カウントダウンコラム(1)】 井口佳典の劇的Vで閉幕したクラシックからはやふた月、待望の2018年SG第2弾「オールスター」がいよいよ22日、ボートレース尼崎で開幕する。恒例のカウントダウン連載は「私たち“人気”だけではありません!!」と題して有力女子選手をピックアップ。史上初の女子SG制覇はなるのか否か? 第1回は小野生奈(29=福岡・103期)!

 SG初出場となった14年福岡大会から、オールスターは今回で5年連続5回目。もはや常連となりつつある。その明るいキャラで人気も絶大。しかも近年の活躍を見れば今回の選出が“人気だけ”ではないことが浮かび上がってくる。

 昨秋にはSG「チャレンジカップ」に並み居る強豪男子に交じり、紅一点で出場。初日1走目ではあの“王者”松井繁を相手に全速ターン連発で先着する強気の走りを披露。同大会は3日目にFで戦線離脱となってしまったが、トップ級の男子とも対等に渡り合えることを証明してみせた。

 そのレース内容に裏付けられるようにSG戦線でも予選突破は珍しくなくなった。昨年の福岡オールスターで準優4着、同7月まるがめオーシャンカップでは準優3着とSG優出を果たす日もそう遠くはなさそうだ。

 男子51キロ、女子47キロの最低体重でのアドバンテージがあるとはいえ、小野が互角に戦える秘訣は何か。同じボートに乗って戦う上で、性差を感じることはあるか、と素朴な疑問をぶつけると「(男子選手との)差は特に感じない」とアッサリ。

 続けて「もちろん、SGとかに出るとすごいなとは思います。でも私は混合戦でも、女子戦でも特に走り方を変えることはない。体重差は艇が当たった時とかに感じますし、やっぱり男子相手の方が衝撃が大きい。でも10年も走っていれば予測できます。逆に言うと、戦う上ではそれを予測できなければダメですね」とキッパリ。

 今大会の舞台には「今年のオールスターは尼崎ですよね。あまり優勝もしていないし、いいイメージはないんですよ(笑い)」と話したが、優勝回数が少ない=いいイメージがない、というのは決して苦手、不得手というわけではないはずだ。

 最後には「選んでもらえたのは光栄だし、最後まで頑張ります。女子初のSG制覇? もちろん、優勝したいですよ!」とヤル気満々! 陸の上での愛くるしさと水の上での性差を超えた強さを両立させる小野。スター揃いの大舞台でもひと際輝く姿を見せてくれるに違いない。

☆おの・せいな=1988年10月2日生まれ。福岡支部の103期生。2008年11月の芦屋一般戦でデビュー。10年芦屋タイトル戦で初1着。13年蒲郡の男女W優勝戦で初優勝。17年芦屋レディースチャンピオンでGⅠ初制覇。通算11V。SG優出はまだない。同期には深谷知博、黒井達矢、武富智亮、渡辺和将らがいる。身長155センチ。血液型=B。