【宮島ボートGI宮島チャンピオンカップ】山口剛に聞くエンジン相場と水面

2018年05月09日 13時58分

山口剛がレクチャー

【ボートレース宮島GI「開設64周年記念 宮島チャンピオンカップ」10日開幕:エンジン相場と水面】今節の舞台・宮島水面を熟知している地元のエース山口剛。今大会は2月の徳山GI64周年記念の準優Fにより“応援”(不参加)に回ることになってしまったが、その知識を埋もれさせるのは非常に惜しい、ということで、今回は「ツヨシ先生に聞く 宮島のエンジン相場と水面」と題して緊急企画を立ち上げた!

【エンジン相場】
 昨年9月に導入された今のエンジンを自分は4節走らせてもらいました。これまでの機歴を見ると序盤からエンジン相場は大きくは変わっていない印象ですね。勝率が残っているエンジンは基本的にいいと思います。

 自分が乗った中だと22号機ですね。正月開催(優勝)で引いて自分なりの調整をしたけど、いい仕上がりになりました。これは素性がいいと思いますよ。

 安定感では勝率ナンバーワンの42号機。Fが多いエンジンだけど、パワーはありそうですからね。あと後輩の新田(泰章)選手から聞いた感じだと、4月の大会で優勝した森永淳選手の51号機もかなり良かったみたいですね。新田選手も「自分のも出足が良かったけど、森永選手のとは足が違っていた」と言っていました。

 そう考えると、この周年で活躍するのは22号と42号、51号。この3機が上位の中でも抜けてる感じで、このエンジンを引いた選手は活躍が見込めると思います。

 この大会は温水パイプがついたままで行われるみたいですね。「最近は気温も上がってるのに、パイプがついた状態での調整は?」という意見もあるみたいですけど、そこは記念を走る選手にとって大きな問題にはならないと思う。調整の早さも正確さも兼ね備えている選手ばかりなので、心配ないですよ。

【宮島水面】
 5月なので水面に関しては問題ないでしょう。走りやすいと思いますよ。干満差の激しい宮島なので微妙なウネリは多少あるとは思うけど、記念クラスの選手が走るので間違いなく対応はできます。Sは風が前、後半で変わるので難しさがあるのは確か。その部分で地元勢に有利はあるけど、ハッキリ言ってそのアドバンテージも初日だけだと思います。記念選手の対応は早いですし、白い目標物(200M位置の標識の延長線上に設置)ができてからはカマシの起こし位置も分かりやすくなってるのもポイントのひとつとなりますね。

☆やまぐち・つよし=1982年8月23日生まれの35歳。広島支部の91期生。2002年11月に宮島でデビュー。04年5月のびわこで初優勝。08年1月のまるがめ第22回新鋭王座決定戦でGI初制覇。10年3月の平和島の総理大臣杯(現在のクラシック)でSG初制覇を果たす。通算38V(GI・7V、SG・1V)。生涯獲得賞金は6億3000万円。同期は川上剛、長嶋万記、三浦永理ら。身長161センチ。血液型=A。