今夏デビュー!オート女子5人の横顔

2013年01月02日 16時00分

左から岸萌水、益春菜、岡谷美由紀、藤本梨恵、片野利沙

 44年ぶりの女子オートレーサー誕生から約1年半が経過。31期生デビュー当時の喧騒が今や懐かしくもある。2012年10月には32期選手候補生が茨城県下妻市のオートレーサー選手養成所に入所し、厳しい訓練を続けている。32期生は総勢20人、そのうち5人は女子が占めている。

 爆音に思いをはせる彼女たちの経歴は様々。社会人経験豊富な29歳のオトナから、高校を中退して、この業界に飛び込んだ18歳の乙女まで、それぞれ違った表情をのぞかせる。養成所入所から約2か月。ファンに愛されるプロレーサーになるべく夢を膨らませている5人の“横顔”を紹介しよう。

 鳴り物入りでオート界に“転向”したのが2人。モトクロスで4年連続でレディスクラス全日本チャンピオンに輝いたのが益春菜(26)。そして元プロボクサー、女子東洋太平洋スーパーフライ級でチャンピオンに輝いた藤本梨恵(29)だ。

 岸萌水(18)はモトクロス、片野利沙(19)はロードレースの世界で小学生のころから経験を積んだ。岡谷美由紀(28)はスピードスケートで高校時代に脚光を浴びたこともある逸材だ。

 上から下まで年の差は11歳。異色の5人だが、共通しているのはそれぞれバイク経験が豊富なこと。藤本は大型免許、岡谷も中型免許を保持し、日頃からバイクに接する生活を送っていた。

 訓練からちょうど2か月が経過。押しがけなど初期段階でつまずくこともなかったようで「ここまでは順調にきています」と5人が口を揃えるのは頼もしい。

 人生経験も違えば、レーサーを志したきっかけやバイクに対する“経歴”もそれぞれ異なる。それでも5人の共通した思いは「同期20人で卒業して、この業界を盛り上げたい」。

 1月中旬の本紙で夢にあふれた彼女たちの屈託のない“素顔”を続報する予定だ。