伊勢崎オートのナイターSG「第26回オートレースグランプリ」は14日に準決勝戦を終了し、最終日(15日)12Rで行われる優勝戦のベスト8が決まった。ファイナルでは青山周平(37=伊勢崎)がSG史上初の6連勝での完全Vに挑む。
8周回で争われた準決勝戦は9Rで伊藤信夫、10Rは早川清太郎が勝ち名乗りを上げ、続く11Rでは永井大介が6周回で先頭に立って勝利。鈴木圭一郎は追い上げ及ばず3着に敗れた。最終12Rは連勝街道を突っ走る青山周平が後続を引き離す快勝劇で、無傷の5連勝をマークした。
優勝戦の枠番は1着4人と2着4人が優先順位上位者から選ぶ形式を取り、最上位の青山が真っ先に1番車を指名。その後はすべて内枠から順に〝枠なり〟で埋まった。
青山にとって最大のライバルである鈴木圭が脱落したことで断然優勢となった。6連勝でのSG完全Vという偉業達成へ向けては「メンバーもそろうし、自分のできることをやっていくだけ」。淡々と語る姿にナンバーワン勝負服を身にまとう第一人者の風格が漂っていた。
優勝戦は準決からさらに2周延びて10周戦で争われ、発走予定は20時40分。ゴール後には伊勢崎名物でもある大花火が打ち上げられる。