
伊勢崎オートの「第44回東京スポーツ杯」は4日の3日目、準決勝戦が行われ、10Rで1着ゴールを決めた吉原恭佑(33=伊勢崎)。意外にもこれが今年初優出。「良かった。整備した甲斐があった」と喜びをあらわにした。
今節は前検日にヘッド、初日後にもパーツを交換したが成績は7、3着と思ったほど振るわず。そして2日目終了後に再度、ヘッドを交換と連日、大整備を敢行した。その苦労が実り、雨の準決勝戦で今節初白星を挙げた。
「必死でした。ギリギリまで練習もしたし。でもレースは突っ込みで余裕があったし、外に車を振ったら行けそうだった」と感触は良かった。
雨が降っていない時の練習でも「悪い感じはしなかった」とマシンは良化気配。「また、練習で乗って調整したい。あとはタイヤですね。次(SG・オートレースグランプリ)もあるし、探します」と足周りの対策も余念がない。
「今節は相当、仕事をしました。報われました」。優勝戦も結果を出し、次戦の大一番につなげたい。
【関連記事】
- 関連タグ: