
浜松オートのGⅡ「ウィナーズカップ」は30日、準決勝戦が行われ、9Rで2着に入った松尾啓史(43=山陽)。スタートは8番手と最後方からで、走路温度も57度と追うには厳しい熱走路。それでも着実に前をさばき、最終周の3~4コーナーで伊藤信夫(49=浜松)をまくって優出を決めた。
「想像以上に伊藤さんが中に行っていたので、外に決め打ちしていった。かかってくれ、タイヤ頼む、思っていった。飛んでいくと思ったけど、かかってくれて良かった」と汗をぬぐいながら笑顔で振り返った。
「8番手からの展開を考えると上出来。乗りやすくていい。でも欲をいうと、音的に手前から中間の力強さが欲しい感じ。中間から先は好きな感じなので、そこが出れば」。レース後、調整に着手した。
ただ「昼、夜、ミッド問わず動いてくれているしエンジンはいい」と手応えはある。あとはスタート。「どうにかしたい。練習する」と対策へ。うまく飛び出すことができれば、大会初制覇の可能性が出てくる。
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