山陽オートのGⅡ「ミッドナイトチャンピオンカップ」は29日、最終日を迎え、9Rで優勝戦(10メートルオープン、8周戦)が行われる。メンバーは以下の7選手。

1番車・西村龍太郎(山陽)

2番車・緒方浩一(山陽)

3番車・中山光(川口)

4番車・岡部聡(山陽)

5番車・久門徹(飯塚)

6番車・田中茂(飯塚)」
7番車・丹村飛竜(山陽)

 丹村飛竜(37=山陽)が4日目も白星を積み重ね、無傷の4連勝で勝ち上がってパーフェクト優勝に王手をかけた。「ヘッド周りを調整してタイヤを替えていった。エンジンは変わらず悪くないと思う。タイヤが良くて乗りやすかった。スタートも出てから伸びていった」と気配は上々。

 準決勝戦の上がりタイム3秒347は今大会の最高タイム。一緒に走った選手からは「飛竜、半端ないって」の声が上がった。

 4日間にわたる予選、準決勝戦を突破してきたメンバーだけに一筋縄ではいかない。ましてや10メートルオープン最アウトの位置は決して楽ではないが、確かな手応えのマシンを信じ、しっかりレースに集中して完全Ⅴを目指す。