浜松オートのGI「第63回スピード王決定戦」は9日、開幕する。

 この大会3連覇中の鈴木圭一郎(27=浜松)がシリーズの主役だ。ただ、前走の飯塚GⅡ・オーバルチャンピオンカップは不発に終わった。前検日にSGを制したクランクに替えたが、思うような結果が出ず、節間に前々節(川口)で優勝したクランクに戻すなど整備に没頭。だが、スタートも良くなく、準決も3着と優出できなかった。

「前節は何もなくて、2級車のようだった」とパワーを感じず、物足りなさだけが残った。今回は「新品のクランクケースに交換して合わせていく」と、パーツ交換して臨む。4連覇への道は険しいようだが、何とかマシンを立て直したいところ。まずは試走の動きに注目だ。