
飯塚オートのナイターSG「第35回全日本選抜オートレース」の3日目(24日)、5Rの準々決勝戦Bで佐藤摩弥(29=川口)が2着に入り、25日の準決勝戦に駒を進めた。
レースでは自慢のスタート力が復活。1コーナーで2番手につけ、逃げる高宗良次(34=飯塚)をピタリ追走。終盤、滝下隼平(37=飯塚)に抜かれ3番手になったが、最終周で高宗の内を突き2番手に上がり、そのままゴール。セミファイナルへの切符を手にした。
2日目は6着と不発。そこから立て直しての準々決勝戦突破に「奇跡的です」と話す。この日はヘッドを交換して臨み「全然いいですね」と表情は明るい。「昨日(2日目)の状態なら2着にいけなかった。直線で(マシンが)行くようになりました。それにスタートも、いい感じに切れました」と整備が大正解、マシンが上向いた。
「コーナーで突っ込みづらいので調整は必要ですね」と満足はしていないが、楽しみはある。「(準決勝戦は)さらにスタートは決めていきたい。試走(タイム)も周りに負けないくらい出さないと厳しいので、良くしたい」と気合を込める。
マシンを底上げし、得意のロケットスタートを決めて4月の川口・オールスター以来のSG優出を目指す。
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