ナイターで開催される飯塚オートの特別GI共同通信社杯「プレミアムカップ」は21日、開幕する。ランク上位から96人が登場とハイレベルなシリーズ。主役はS1・青山周平(36=伊勢崎)だ。

 今節は6月末の地元GⅡ・稲妻賞(準V)以来の実戦となる。「もうだいぶ前ですね。でも、あの節で部品を替えて良くなっていると思う」とマシンへの不安はない。「まずは練習で乗って、エンジンを見てみる」と初戦に向け状態を確認する作業から始まる。

 3月の前回大会はV。連覇がかかるが「いつも通り走るだけ。精いっぱい頑張りたい」と意識せず平常心で走るつもりだが、勝負強さは光っており、初日から好走が見られそうだ。

 もう1人のV候補・鈴木圭一郎(26=浜松)。前節の山陽GⅡ「山陽王座チャレンジカップ」は4連勝で優出したが雨となった優勝戦は3着に終わった。「晴れタイヤでいったので…。ただ準決勝戦後にシリンダーを替えて良くなっていた」とマシンは上向き。

 ただ「スタートはムラ」と課題を残す。「追っていける車をつくりたい」と下周りの整備を行った。どこまで機力アップなったか、まずは初戦の動きに注目したい。