山陽オートの小林啓二杯GⅡ「第2回山陽王座チャレンジカップ」が7日、開幕する。

 地元・山陽勢は佐々木啓(47)を筆頭にタイトル死守の期待がかかる。外来勢は鈴木圭一郎(26=浜松)、高橋貢(50=伊勢崎)、木村武之(43=浜松)、中村雅人(40=川口)、有吉辰也(45=飯塚)のSGウイナーが主力を形成する。

 高橋、木村はそれぞれ前走地で優勝を飾り好ムードで参戦。地元の前田淳(44=山陽)も前走の飯塚GⅡ「ミッドナイトチャンピオンカップ」を制し凱旋してきた。

 そんな中で、前回覇者としてシリーズ連覇を目指すのは有吉。前節の地元GⅡ「ミッドナイトチャンピオンカップ」の優勝戦で好展開をつくりながら落車(落因)のアクシデント。「フレームを替えてエンジンもオーバーホールしました。腰周りは全部ダメになったので、また合わせ直しですね」とエンジン、フレームともに修正を余儀なくされており、どう発進してくるか初日の滑り出しが注目される。