ナイター開催の伊勢崎オートのGⅡ「稲妻賞」は26日、準決勝戦を行い、9Rで永井大介(44=川口)は2着に入り優出切符を手にした。

「エンジンは悪くない。ただ、3日目の方が手前から直線の感じは良かった」と言う。それでも怒とうの追いを見せ、1着の同期・谷津圭治(43=伊勢崎)にゴール前詰め寄るなど動きはいい。

 優出は4月の地元SG・オールスター以来と久々。「やっと優出できた」と安堵の表情を見せる。

 オールスター以降は「乗っていて苦しかった。タイヤもいいのがなくて跳ねたり、グリップも開けづらくて…。すごくつらかった」と苦しんだ。

 今節はシリンダー、ピストン、キャブ本体を替えた。「部品を替えたのがいい要因になった。最近の中ではいい状態」と戦えるマシンに仕上げてきた。

「後悔しないように、欲を出してリングを替える」とパワーアップを施し、万全の状態で今年初Vを目指す。