【飯塚オート:日本選手権】中村雅人2度目のSG制覇

2014年11月04日 11時03分

中村(左)はハリーホークとガッツポーズ

 飯塚オートで熱戦を繰り広げてきた福岡ソフトバンクホークス杯SG「第46回日本選手権オートレース」は3日、第12Rで優勝戦が行われ、中村雅人(33=船橋・28期)が9周1コーナーで首位奪取して選手権初制覇。今年のSG戦は「オールスター」に続き2度目の制覇(SG通算V4)となった。

 9月の伊勢崎SG「第18回オートレースグランプリ」を腰痛で欠場した中村が不安一掃の走りで頂上決戦を制した。

 S後の1コーナーは5~6番手につける展開。最インからトップSを決めて出た高橋貢が好ペースでレースを引っ張り、佐藤貴が2番手につけて周回を重ねる。3周3コーナーで中村は3番手に順位を上げた。レースが動いたのは6周目。1コーナーで佐藤が高橋に切り込み首位に立ったが、3コーナーでは高橋が佐藤の内を突いて首位を奪い返す。「貢さんと貴也君がやり合ってたので自分はタイヤを使わずにいけた」。7周3コーナーで佐藤をかわして2番手に上昇すると、9周1コーナーで高橋に切り込んで勝負を決めた。

 今大会にかける思いは強かった。「選手になって何のタイトルが欲しいかといわれればやっぱり選手権。その選手権を取ったということは気持ちの上で自信になります。前回SG欠場で情けない部分に葛藤があったけど、師匠(栗原勝測)や船橋の先輩、後輩に同期とか周りのおかげでやりきれたと思います」。豪快なさばきで快勝した“追いのスペシャリスト”は「これからもタイトルに恥じないように走りたい」と力感あふれる走りで戦線を引っ張っていく。