ナイター開催の飯塚オートGⅠ「第64回ダイヤモンドレース」が9日に開幕した。全レース良走路で争われた初日は最高走路温度63度を記録し、重H勢は大苦戦を強いられた。主力の8枠勢では鈴木圭一郎(26=浜松)、早川清太郎(38=伊勢崎)、伊藤信夫(48=浜松)、佐藤貴也(36=浜松)が白星発進に成功。メインの12R「飯塚No.1決定戦」は、有吉辰也(45)が制した。

 初日の最高走路温度は1、2Rで記録された63度だったが、この熱走路をものともせずに2Rで追い込みを決めたのが佐藤貴也。5月16日の地元GⅠ開場65周年記念ゴールデンレース初Ⅴを含め、現在4連続優出中と好調な走りが続いているが、その勢いを初戦でも存分に披露した。

「ここ(飯塚)は跳ねがないのが大きいですね。乗りやすい。車もゴールデンレースの前くらいにパーツを交換して良くなっている。スタートもすごく切れている」と好気配。2日目は11Rとナイターの時間帯でのレースとなるが、しっかり機調を整えて連勝を目指す。