浜松オートのGI「開場65周年記念ゴールデンレース」は14日の3日目、準々決勝戦を行った。その11R、柴田健治(43=浜松)は枠なりスタートから2周回で逃げる小林悠樹(39=浜松)を抜き、そのまま押し切った。これで1、2、1着とオール2連対の安定した成績で準決勝戦進出を決めた。

「先頭に立つ時も少し滑ったけど、引いたら後ろにやられると思った」と積極的な走り。それを支えるエンジンはいい。「(初日後に)シリンダーを替えてから進み方がいいですね。3日目は試走で少しゴツゴツ跳ねたけど、レースは大丈夫だった。暑い中で攻められるからいいですね」

 準決勝戦はハンデが重化、最重ハンデの位置からのレースとなる。「エンジンは心配ない。スタートしっかり決めて思い切りいくだけ」とキッパリ。「この大会に向けて頑張っている」と思いは熱い。気合の速攻勝負で2年連続の優出を目指す。