伊勢崎オートの「第43回東京スポーツ杯」(ナイター開催)は19日、開幕する。

 今節、永井大介(44=川口)はケガからの復帰戦となる。3月3日、地元川口のGI「開設69周年記念グランプリレース」初日5R、落車(落妨)で肋骨を骨折。以降は療養に努めていた。

「もうバッチリ」と体調は問題ない。エンジンも「クランクケースにクランク、ヘッドも落車で割れたので交換した」と大整備を施した。「でも10年使っていたハンドルとヒザ当てがダメになったのは痛い」と本音をチラリ。それでも「ピンチはチャンスと思って頑張るよ」と前向き。レースで思い通りの操作ができる乗り味を目指し調整を続ける構えだ。

 今回の復帰は次走のSG・オールスター(川口で25日開幕)を見据えてのもの。「青山(周平、36=伊勢崎)をビビらせるパフォーマンスがしたいからね」と、打倒・S1レーサーを意識している。復帰初戦の初日10R、どんな走りを見せてくれるか、目が離せない。