飯塚ミッドナイトオートレースは8日に開幕する。篠原睦(43=飯塚)、有吉辰也(45=飯塚)、重富大輔(41=飯塚)、久門徹(45=飯塚)、藤岡一樹(41=山陽)らS級選手を中心に別府敬剛(47=飯塚)、前節の飯塚ナイターを制して勢いに乗る滝下隼平(37=飯塚)ら強豪が集結。熱いバトルを繰り広げる。

 また、今節は34期の川口裕司(27=飯塚)がミッドに初参戦。初日は5Rに出走する。通常とは違う消音マフラーをつけてのレースはまったくの未知の世界。分からないことだらけだが不安を感じている様子はまったくない。むしろ新たな挑戦を楽しもうとしているように見える。「ミッドは開けて回ったら良さそう。早く自分の形を見つけたいです」と目を輝かせる。

 ミッドは調整にも独特の難しさがある。それでも「練習で乗ってみてからですね」と先輩にアドバイスなどは求めず、自分の感覚を信じて手探りで進めていくつもりだ。すでに優勝2回で地元の期待を集めるイケメンは真夜中の戦いでも進化を求めていく。