飯塚ミッドナイトオートレースは23日に開幕。今節7、8Rでは昨年4月~12月のミッドナイトレース優勝者や成績優秀者などによる「ミッドナイト王者決定戦」が行われる。優勝2回の丹村飛竜(36=山陽)や篠原睦(43=飯塚)、田中茂(44=飯塚)、久門徹(45=飯塚)、岩見貴史(37=飯塚)、岡部聡(55=山陽)らS級選手を中心に強豪たちが〝夜王〟の座を争う。

 並行して開催される一般戦にも重富大輔(41=飯塚)、東小野正道(46=飯塚)、緒方浩一(36=山陽)、長田恭徳(26=山陽)、新井恵匠(36=伊勢崎)ら実力者が出走。そんな中で注目したいのが地元の吉松優輝(26=飯塚)だ。昼間の開催だった前々節の山陽では1→2着の好成績で優勝戦に進出すると、勢いのままに自身初優勝を飾った。

 前節の山陽ミッドは不安定走路の影響もあってか優出を逃したものの、3日目と最終日は連続で1着となり、勢いは衰えていない。今節は乗り替えとなるが「リングを替えて調整してみる。足周りは大丈夫」と不安はない。もともとミッドナイトは得意。地元凱旋の走りも期待できそうだ。