
浜松オートのSG「第34回全日本選抜オートレース」が19日に開幕する。強豪揃いの地元浜松勢の中でも近況、一番の好調度を誇る伊藤信夫(48=浜松)に注目したい。
2節前の浜松は3連勝で完全V。前節の伊勢崎GⅡ「レジェンドカップ」も力強い動きを披露して4連勝で勝ち進んだ。V戦こそ5着に敗れたものの「あのメンバーであの位置ですからね。あれで結果を否定しちゃうと、自分でもよくわからなくなっちゃいますよ」と笑いながら振り返った。
絶好調の動きを見込まれて勝った高橋貢(49=伊勢崎)の外で8号車と厳しい位置になったのも敗因のひとつで決して力負けではない。
昨年8月に伊勢崎オートグランプリを制して13年ぶりのSG戴冠を果たしてから高いレベルでエンジンは安定し続けているのが一番の強みだ。
「今、調子がいいとか意識しても、あまりいい方向にいかないで疲れちゃうだけですからね。でも、2節前に優勝した時と同じ状態が続けば面白いと思います」と語る姿には余裕も漂っている。
初日は9Rの8号車で登場する。
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