伊勢崎オートのGII「レジェンドカップ」(無観客開催)は11日、2日目を行った。

 メインの12R「レジェンド選抜 2nd」は伊藤信夫(48=浜松)が制し、連勝をマークした。

 スタートは不発で1コーナーは6番手と出遅れたが、そこから機力を生かして着実に巻き返す。5周3コーナーで木村武之(43=浜松)を抜き先頭を奪うと、そのままゴールした。

「(前節の)浜松優勝戦に近い状態で臨んだ。滑りもなくていいですね」と快走に表情は緩む。「タイヤも低かったけど(最後まで)行けた」と足周りも申し分なく、上がりタイム3・361秒はこの日の一番時計。風速は7メートルと強かったが、それをモノともしない動き。早くも仕上がりは完璧で、3日目以降も好走の期待が持てる。

 またV候補の一角・地元の高橋貢(49=伊勢崎)は、11Rで今節初勝利を挙げた。「微調整だけ。感じはいいし風の影響も気にならなかった。(初日、気になっていた)伸びも多少良くなっている。パーツは替えなくて良さそう」と持ち前の調整力を発揮し、マシンを修正してきた。

「レース後半は、もう少し乗りやすさが欲しかったかな。またエンジンをかけながら調整していく」と現状に満足せず、さらなる底上げを目指す。ただ、こちらもムードは良く12日の3日目が楽しみだ。