【川口オート・SG日本選手権】3連覇かかる青山周平「エンジンはいい状態。スタートも悪くない」

2020年10月29日 19時02分

「3連覇は意識していない」という青山周平

 川口オートのSG「第52回日本選手権オートレース」は30日、5日間の熱戦の幕を開ける。伝統の一戦は全レースオープン戦で争われ、精鋭96人が〝実力日本一〟の称号を目指し戦う。

 今大会の主役は選手権3連覇がかかる青山周平(伊勢崎=35)だ。今年はまだSGタイトルを手にしていないが、4月の飯塚オールスターで準優勝、8月の伊勢崎オートレースグランプリは3着とファイナルに進んでいる。特にオートレースグランプリはスーパーハンデを克服しての優出。それだけ今年は強さが際立っている。

 近況は6節連続優出中。前節の地元戦は優出も3着に終わったが「序盤の展開がつくれなかった」と決してマシンの不調ではない。「調整は進めるけど、エンジンはいい状態にある。スタートも悪くない」と不安要素は皆無で、前検も落ち着いた表情を見せていた。「3連覇は意識していない」というが視界は悪くない。初日は第12Rの登場。好発進を決め勢いをつけたい。

 スピードでは負けない鈴木圭一郎(浜松=25)が〝打倒・青山〟の筆頭格だ。「今回はとにかく試走タイムも本走のタイムも出したい」と整備を敢行。パワーアップを狙っている。「川口の秋は滑りもなく苦手意識はない」と走路への心配はない。初日は第10Rの6番車。「6枠はいい」とキッパリ。弾丸Sから一気の逃走劇を見せてくれるか。

 地元・川口の永井大介(43)と中村雅人(39)の2強も意地を見せたい。永井は前節、クランクを交換。「試走タイムもアップしたし、いいと思う」と底上げに手応えをつかむ。第12Rで青山との対決は見ものだ。

 中村は前節、マシンを乗り換え優勝戦は5着に終わった。「準決勝戦は良かったけど、優勝戦は回転の上がりが遅く、合っていなかった。でも調整で反応はしているし、練習はまあまあ」と気配は悪くない。

 また、同大会はスーパースター王座決定戦トライアルに向けた最後の戦いでもある。その勝負駆けにも注目だ。特に木村武之(浜松=43)、昨年出場した松尾啓史(山陽=42)丹村飛竜(山陽=36)、吉原恭佑(伊勢崎=31)らSG優出ポイントを持たない選手は優出がノルマになる。