伊勢崎オートのナイターSG「第24回オートレースグランプリ」が11日、開幕した。

 大会3連覇を狙う青山周平(伊勢崎=35)。スーパーハンデ(最重ハンデの10メートル後ろ)での戦いとなった初日選抜予選第12レースは、1周回で抜け出した丹村飛竜(山陽=35)まで、あともう少しの2着に終わった。

 白星奪取とはいかなかったが、追い上げた動きは良く、マシンのデキはいい。レース後は「上出来。リングだけ替えたけど、エンジンはいいと思う。大きなことはしない」と手応えをつかんでいる。2日目もスーパーハンデだが、第12レースで再度、1着を目指す。

 V候補の一角・鈴木圭一郎(浜松=25)は初日第11レースで好スタートを決めたが、中村雅人(川口=39)を抜けずに、こちらも2着。ただ感触はいまひとつの様子。「仕掛けられる状態ではなかった。伸びる感じがないし、手前も良くない。悪くはないんだけど…。ヘッドを交換する」と機力アップへ整備を敢行。まずは試走タイムに注目したい。