ゼロワン「風林火山タッグトーナメント」は23日、後楽園ホールで決勝戦が行われ、将軍岡本(34)、吉江豊(43)組が初優勝した。

 準決勝ではNWAインターコンチネンタルタッグ王座戦で2度も敗れている同王者の佐藤耕平(40)、鈴木秀樹(37)組を撃破すると、決勝では小幡優作(33)、宮本裕向(35)組と激突。一進一退の攻防が続く中、岡本が急角度の岩石弾で小幡を沈めた。

 試合後、岡本は「これで結果を出した。もう1回、ベルトに挑戦させろ」と同王座挑戦を表明。

 すると王者の鈴木は「フリーになって最初の練習でお前が言ったことをここで言えるならやってやる」と逆要求。岡本が「よく分かんねえ」と返答すると、鈴木は「『ボクは3番、4番を目指します』と言ったよな。3、4番を目指すやつとやらねえよバカヤロー!」と拒否の姿勢を示した。

 それでも岡本も「いつの話をしてんだ! 私は1番を目指している!」と語気を強め、来年1月1日の後楽園大会で同王座挑戦が決まった。