ゼロワンの大谷晋二郎(44)が18日、今年で17回目を迎える真夏の祭典「火祭り」(7月9日、名古屋で開幕)の出場辞退を表明した。

 この日の道場マッチ(東京・竹芝)で横山佳和(29)をケサ斬りチョップで一蹴すると、マイクを握って「様々な僕の思いを加味した結果、今年の火祭り、大谷晋二郎は辞退することを決断しました。火祭りに強い思い入れがあるからこその決断です」と語った。

 現在はジュニアヘビー級の戦いに専念しており、ジュニアのベルトを失っている現状も決断に影響したという。さらに大谷は自身の代替出場選手として、ゼロワン所属以外の選手を推薦することを明らかにした。

 大谷はリーグ戦「火祭り」で第1回大会を制覇してから、これまで4度の優勝を果たしている。