女子プロ界のレジェンドが大集結だ。〝炎の戦士〟こと大谷晋二郎(48)率いる「ゼロワン」が27日、恒例の「奉納プロレス」(東京・靖国神社)を開催。第2試合では女子プロレスレジェンドタッグマッチとして、ジャガー横田(59)&ダンプ松本(60)と神取忍(56)&井上京子(51)が激突した。

 実況席では工藤めぐみGM(51)、特別ゲストのライオネス飛鳥(57)、風間ルミ(55)が見守るという豪華な布陣の中、ジャガーとダンプがゴング前に仕掛けて、序盤から大荒れの展開となる。

 いきなりの場外乱闘を経て、京子がジャガーにロメロスペシャルを決めるも、ダンプが竹刀でカット。そのまま大暴れするダンプだったが、神取がワキ固めに捕らえて動きを止めると、ジャガーには一本背負い、スリーパーホールドと大ハッスルする。

 さらに京子がジャガーにピラミッドドライバー。2発目は逆にジャガーがウラカンラナと一進一退の攻防が続いたが、最後は両軍が場外になだれ込み、そのまま両者リングアウトとなった。

 試合後も納得がいかない様子のジャガーが実況席の飛鳥、風間の尻に竹刀を叩き込むと場内は大喜び。

 飛鳥らを含めた全員がリングに上がると、神取が「楽しんでいただけましたでしょうか? 今日はありがとうございました!」とあいさつ。ジャガーも「私は59歳ですけど、まだまだ頑張ってますので、みなさんも負けずに頑張ってください!」と続き、大団円となった。