ゼロワンの火祭り公式戦に参戦中の鈴木秀樹がタマ・ウィリアムスに徹底報復を予告した。


 なぜか鈴木が得意とする師匠ビル・ロビンソン譲りの人間風車を目の敵にするタマは「ユーの人間風車なんかより、ミーのダブルアーム・パイルドライバーの方が威力は強力だ」と、しつこくアピール。23日の東京・新木場大会でも、鈴木がKAIに勝利した試合後にリングに乱入。鈴木を捕らえると、ダブルアーム式脳天を見舞った。


 あまりに唐突な出来事に怒り心頭の鈴木は無言で会場を後にしたが、その後不快感たっぷりな冷めた表情で「人間風車よりも、頭から落とすパイルドライバーの方が威力があるのは当たり前だ。そんなの幼稚園児だって知っている。要は技がかかるか、かからないか?の問題。だからお前はバカなんだ」とタマの主張に同意しつつ一蹴。


 因縁深まる鈴木とタマは8・1名古屋大会での公式戦で対戦する。191センチの大型選手である鈴木はIGFマットで活躍したが、現在はフリーの“はぐれIGF軍”として全日やゼロワンマットに参戦。師匠譲りの正統派レスリングが身上だが、タマの挑発を受けて反則暴走も辞さないラフ殺法で試合時間の30分をフルに使い、タマ制裁&調教に乗り出す構えだ。