武藤敬司(51)率いるW―1が7日、東京・新宿区内の道場を初公開した。

 道場は旧財団法人スポーツ会館をW―1の親会社・GENスポーツエンターテインメントが買収したGENスポーツパレスの4階に確保。同ビルには団体事務所も入っているが、道場スペースだけで約200坪と業界随一の広さを誇る。

 道場にはプロレス用とボクシング用の2つのリングを設置。また同ビル3階のK―1ジム総本部に併設される形でウエートトレーニング場が、地下1階には会員制のプールと、施設が充実している。

 約3か月前に完成したという道場を公開した武藤は「早くここから世界に羽ばたくスターが生まれてほしい。見ての通りかなり広いので、将来的にはここで興行を見せることができればとも思ってます」と豪語。道場マッチ開催にも意欲をのぞかせた。

 またこの日は前日の両国大会で佐藤耕平(ゼロワン)から世界ヘビー級王座を奪取した船木誠勝も一夜明け会見を行い「大谷(晋二郎)選手に一番興味がある。自分と同期の橋本真也選手の下でやっていたので」と不敵な笑み。「火祭り」(13日、後楽園で開幕)優勝者との防衛戦に関しても「そういう流れになるのであれば全然いいですよ」と前向きな姿勢を見せた。