〝炎の戦士〟こと大谷晋二郎(48)率いる「ゼロワン」が1日、東京・千代田区の靖国神社で奉納プロレス「第18回大和神州ちから祭り」(11月3日)の公開記者会見を行った。当初、3月29日に開催予定だったが、コロナ禍で延期となっていた。

 今年で15周年を迎え、工藤めぐみGM(51)は「私たちにとって良い経験になる場所。一致団結して1人でも多くの方に見ていただきたい」とあいさつ。

 大谷は「正式決定で皆やる気になっている。毎年、天気が気になるが、昨日お天気の神様から『コロナ禍に立ち向かっているたくさんの人たちに勇気、元気を与えなさい。天気のことは心配ご無用!』とLINEでメッセージが来た。見ている人に生きる元気を与えるプロレスをお約束します!」とユーモアを交えて熱く語った。

 当日は自身のユニット「ホットジャパン」で、ハートリー・ジャクソン(40)率いる「ジャクソンベースキャンプ」と激突。対戦形式は未定で、現「ホットジャパン」メンバーもそれぞれ別で試合が組まれているというが「プロレス界を見渡して、熱い魂を持っているんじゃないかという選手が29人いる。その中から1人2人、いや、29対29でもいい。そんな破天荒なプロレスを見せたい」と息巻いた。

 だが、気になる選手が29人いるということは、大谷を入れると30人になるはずだが…。会見後に大谷を直撃すると「そう。言ってから『しまった!』と思った。まあとにかく『明日から頑張るぞ』と来てくださったお客様に思っていただけるような試合を見せますよ!」と苦笑しつつ、強引に話をまとめた。

 なお、特別ゲストとして来場する〝格闘王〟ことリングスCEO・前田日明氏(61)からは「代表の大谷選手の『何度でも立ち上がる』姿勢は、今の世の中に一番必要なこと。当日は晴天のもとで、一緒に『プロレス』を楽しみましょう」とコメントが寄せられた。