ゼロワンの工藤めぐみGM(50)が7日、シングルの祭典「火祭り」(10月2日、東京・新宿フェイスで開幕)に初出場する元W―1のタナカ岩石改め太嘉文(たかふみ=26)に期待のメッセージを寄せた。

 例年は「真夏の祭典」として夏に開催されているが、今年は新型コロナウイルス禍の影響で「秋炎の祭典」としてスライド開催される。全14選手が2ブロックに分かれて総当たりのリーグ戦を行い、各ブロックの得点上位者同士が11月1日の東京・後楽園ホール大会で優勝決定戦を行う。

 先日、火野裕士(35)、田中将斗(47)、クリス・ヴァイス(35)、岩崎永遠(21)、佐藤嗣崇(25)、菅原拓也(36)、宮本裕向(38)、ハートリー・ジャクソン(40)、T―Hawk(30)、太嘉文の出場が決定。残る出場枠は「4」となった。

 工藤GMは太嘉文を抜てきした理由について「浅草大会(4日)で、当初は9人まで頭にありました。その中でミスター火祭りこと、大谷晋二郎選手と試合前にお話しして、私自身が『熱さって何か』を考えていました。そして浅草大会で、大谷選手と戦う太嘉文選手を見て、『これだ!』と思いました。試合後に体から湯気の出ていた太嘉文選手は、私の中で世界一熱い男にふさわしかったです。そこで、即決させてもらいました!」とコメント。「間違いなく、今年は世界一熱い秋になります。皆さま、ご期待ください!」と呼びかけた。