猪木氏 ゼロワンの靖国神社「奉納プロレス」に登場

2019年10月01日 16時30分

猪木氏が猪木完至(右端)で出場したバトルロイヤル。左端はレフェリーを務めた力道山(61年4月23日)

“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(76)が、ゼロワン恒例の「奉納プロレス」(26日、東京・靖国神社相撲場)に来場することが30日、分かった。1961年4月23日、同地で力道山率いる日本プロレスが行った奉納プロレスに出場して以来の登場で、久々にファンの前に姿を現す猪木氏の言動が注目を集めそうだ。

 ゼロワンの奉納プロレスは、この秋で17回目の開催を迎える。もともとは1961年に日プロが1度だけ開催したものが、当時ゼロワン代表だった橋本真也さん(故人)の提唱により2005年4月10日、「大和神州ちから祭り」として44年ぶりに復活。以降、恒例イベントとして毎年行われている。

 今年は3月31日に続き、26日にも開催される。靖国神社が創建150年を迎えたことを祝うもので、この日までに特別ゲストとして猪木氏の招聘が決まった。ゼロワン関係者は「最初の開催時から、靖国神社さんからは『ぜひ猪木さんを呼んでほしい』と要請を受けていました。猪木さんに話を持っていくと、58年前に試合をされたことを覚えていて、快諾してくれました」と明かす。

 61年の奉納プロレス当時、新人だった猪木氏は田中忠治とのシングル戦と8人参加バトルロイヤルの2試合に出場。力道山はバトルロイヤルのレフェリーとしての登場だったが、ライバルの故ジャイアント馬場さんも「馬場正平」としてシングルとタッグの2試合をこなし、1万5000人の観衆を集めたとされる。

 これがゼロワンマット初登場で、これまで交わることのなかった現代の奉納プロレスのリングに上がることになった猪木氏は「元気があれば靖国神社のリングにも立てる!」と気合十分。さらに「私、アントニオ猪木は58年前、猪木完至(本名は寛至)の名前でデビューしてまだ半年の若手時代に、この靖国神社・奉納プロレスのリングに立ちました。今年、靖国神社は150年を迎えられたということで、誠におめでとうございます。英霊の皆様が眠る、靖国神社での奉納プロレス。我が師、力道山先生から続く、この奉納プロレス。このリングに再び、しっかりと立たせていただきます」とコメントを寄せた。

 猪木氏がリングに上がるのは、4月26日のドラディション後楽園大会で行われた藤波辰爾とのトークバトル以来、半年ぶりとなる。愛弟子が復活させ、受け継がれてきた思い出のリングで闘魂節が炸裂する。