【ゼロワン】火野裕士が正義の人に変身し入団 団体が取り組む「いじめ撲滅」に共鳴

2019年03月03日 18時02分

田中将斗(下)を撃破した火野裕士

 ゼロワン「旗揚げ18周年大会」が3日、東京・後楽園ホールで行われ、メインでフリーの火野裕士(34)が弾丸男・田中将斗(46)を撃破。火野はこの日付でゼロワンに正式入団することが決まった。

 田中と火野はTARU率いる極悪軍団ブードゥー・マーダーズ(VM)に所属していたが、超花火2・16川崎大会で行われた内部抗争決着戦で敗退。田中派はVMから脱退して、この日の試合前には新チーム「リベンジャーズ」を名乗ることが発表された。

 メインでの「同門対決」はお互いが一歩も譲らない激闘となり、田中のスライディングD4連打、スーパーフライに耐えた火野が、ファッキンボムで3カウントを奪った。

 各団体で悪の限りを尽くしている火野は、勝利後に「ゼロワン、いい団体ですね。(団体が取り組む)『いじめ撲滅』という言葉は大事だと思う。いじめや虐待など嫌なニュースが多い現在、子供たちを僕ら大人が助けないと」と人が変わったように熱き正論を展開した。

 さらには「田中さん、今日は本当にありがとうございました。まだまだ熱い戦いをしたい。もしみんなが許してくれるならば、入団したいと思います」とまさかの入団希望をブチ上げた。

 すっかり「正義の人」となった火野に対し場内は大「火野」コール。満場一致で入団が認められ、火野は「3、2、1、ゼロワン!」の掛け声で記念大会を締めくくった。

 セミでは佐藤耕平(41)が大谷晋二郎取締役(46)を猛虎原爆固めで撃破。大谷は記念大会を勝利で飾れなかったが「順風満帆な日々なんて旗揚げから2~3年くらい。あとは苦労のほうが多かった。一番苦しい時期には18周年なんて夢の夢のまた夢でした。感無量です。20周年、25周年に僕はリングに立っているかどうかは分かりませんが、夢はつなげていきたい」と泣かせるセリフでメモリアル大会を振り返った。

 新日本プロレス時代からのライバルであり盟友でもあった金本浩二容疑者(52)が妻への暴行で逮捕された件については「絶対に許されることではない。しかし彼を知らない人間があまりに勝手で一方的、かつ事実と反する話をしている現状は許せない。僕は彼の優しさや温かさを分かった上で『このバカヤロー!』と言いたい」と炎の男らしい熱きメッセージを送った。

 また、恒例の東京・靖国神社大会(31日)に、炎の飛龍・藤波辰爾(65)が参戦することも発表された。