【WWE】中邑7度目の王座挑戦も戴冠ならず AJに金的も両者リングアウト

2018年04月28日 07時45分

AJに金的攻撃を放つ中邑

【サウジアラビア・ジッダ27日(日本時間28日)発】WWEのPPV大会「グレイテスト・ロイヤルランブル」で〝黒いロックスター〟中邑真輔(38)はWWE世界王者AJスタイルズ(40)に挑むも、両者リングアウトの結末に。ベルトの移動はなく、またも日本人初のWWE王者誕生はならなかった。

 祭典「レッスルマニア34」以来の再戦となった中東決戦。祭典後から悪に染まった中邑はAJのヒザ裏に容赦ない蹴りを見舞い、強烈なニーで試合の主導権を奪った。さらにフェノメナール・フォアアームをかわされたAJがレフェリーと交錯しかけたスキを突いて、背後から金的攻撃を敢行。黒いロックスターの新たな代名詞となった反則攻撃に、サウジの観衆は暴動寸前だ。

 だがこの攻撃で怒りに火がついたのは他ならぬ王者のAJだった。中邑は直後にキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)を狙ったが、カウンターのドロップキックを浴びて場外へ避難。ここで我を忘れたAJの怒とうの猛攻にさらされる間に10カウントが数えられ、自らまいた種とはいえ不完全燃焼の灰色決着となってしまった。

 昨年8月の同王座初挑戦から7度目(トリプルスレッド戦を含む)でも戴冠はならず。しかも試合終了のゴングが鳴っても怒りの収まらないAJにプランチャでKOされてしまい、さながら敗者のような姿で退場した。祭典の王座戦で敗れた直後にキンシャサでKOしたことへの仕返しまでされた格好で、2人の遺恨は日に日に深まるばかり。ベルトをめぐる抗争は、今後さらに白熱しそうな気配だ。

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