【WWE】中邑が“巨人”ビッグ・キャスと緊急合体

2018年04月19日 16時30分

中邑と結託した巨人キャスはブライアン(左)にビッグブーツを見舞う(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 WWEの祭典「レッスルマニア34」で“黒いロックスター”に大変身を遂げた中邑真輔(38)が、新たな地平へ本格発進した。中邑の現在と未来を詳報する新連載「★BLACK STAR★~中邑真輔が目指す新たな地平~」がスタート。第1回は「スーパースター・シェイクアップ」で揺れるWWEと中邑の今後を検証する。

【ロードアイランド州プロビデンス17日(日本時間18日)発】まさかの展開だ。中邑が悪の新軍団結成に動き出し、213センチの“巨人”ビッグ・キャス(31)と緊急合体を果たした。

 この日は前夜のロウ大会に続き「スーパースター・シェイクアップ(選手入れ替え)」が行われ、スマックダウン(SD)のリングは激震した。そして最大の衝撃がメインのタッグ戦を襲った。WWE王者AJスタイルズ(40)と約3年ぶりの復活を果たしたダニエル・ブライアン(36)が、ルセフ・デイ(ルセフ&エイデン・イングリッシュ)を迎え撃った一戦に、中邑がキャスを従えて乱入。またもやAJに急所攻撃を見舞い、巨人も「イエス!男」にビッグブーツを見舞ってKO。試合をブチ壊してしまったのだ。

 大会の冒頭でAJは最近の中邑について「祭典でおまえの本性が分かった。アーチストなどではなく、おまえは偽物(Counterfait)だ。二重人格者だよ。何を言われても『英語は分からない』って言うんだろ?」と糾弾していたが、悪質なローブローが“黒いロックスター”からの率直な回答だった。

 大会後に、悲しそうな表情のルネ・ヤング女史(32)からインタビューを受けた中邑は「なぜ悪事ばかり働くようになったの、シンスケ?」との問いに「ノー・スピーク・イーングリッシュ!(私は英語が分かりませ~ん!)」と小バカにするように挑発的な言葉を吐く。そのまま悪魔のような笑みを浮かべつつ、体をクネクネさせてステージから消えた。

 伏線はあった。中邑登場の30分前、市街戦が展開される光景をバックに、何の説明もなく「CHAOS ARRIVES!」の文字が番組で流れたのだ。「CHAOS」といえば、中邑がその昔所属していたあのユニットと同名だが…。この流れは中邑が新軍団結成に動いたと判断していいだろう。キャスとは会話やツーショットこそなかったが、左ヒザ負傷により約1年半の長期欠場から復帰したばかりの巨人が、チャンスを求めて中邑に接近したとしても何の不思議もない。この日は明らかに司令塔として巨人を「遠隔操作」していた。

 大幅な「シェイクアップ」によって揺れるWWEマット。今後、中邑に賛同者が続出する可能性も大。悪の道を選んだ“黒いロックスター”は、SDをさらなる混沌へと導きそうだ。