【WWE】王者AJに挑戦の中邑が決戦前の心境激白「興奮はしすぎてません」

2018年04月07日 16時30分

中邑はリラックスした表情で意気込みを語った

【ルイジアナ州ニューオーリンズ6日(日本時間7日)発】世界最大のプロレス団体WWEの年間最大興行「レッスルマニア34」(8日=同9日、メルセデスベンツ・スーパードーム)でWWE王者AJスタイルズ(40)に挑む“ロックスター”中邑真輔(38)が、決戦を2日後に控えた心境を激白した。日本プロレス史に残る大一番が目前に迫り、その胸中はいかに――。

 中邑はこの日、当地で行われた海外メディア向けのインタビューに出席した。すでにニューオーリンズは祭典ムード一色だが「街も人もWWE全体で盛り上がってはいますけど、いかに冷静にいれるかなってとこで。うまくメンタルマネジメントできてるかな。興奮はしすぎてません」と平常心を強調した。

 1月の「ロイヤルランブル」制覇から祭典でのWWE王座挑戦は、超王道ロードにして過去の日本人レスラーが誰もたどり着いたことのない大舞台だ。それでも、これを“ゴール”にするつもりはない。「こんなとこまで来ちったよ、とは思うんですが、やっとスタートラインに立てるのかなという気持ちもありますね。WWEに来てからやっとファーストステップになるのかな」

 勝てば故ジャイアント馬場さん、アントニオ猪木(戴冠は非公認)らも達成できなかった日本人初のWWE王者となるが、それさえも中邑にとっては「余計な情報」だ。「プロレスの歴史に残すというよりは、今の瞬間瞬間を味わって楽しみたいなと。リングに上がれなくなってから振り返りたいなって。自分がどう生きるかっていうのを大事にしている。一番は自分がどういう試合をするかなので」と目の前の戦いにのみ集中力を高めている。

 AJは新日本プロレス時代からのライバルで相手に不足はない。「何かを生み出さないといけないなとは思ってますね。これで終わりじゃないですから。自分にしろAJにしろ、見せつけようと思うものはあるので、そこに関しては集中してます」と腕をぶした。

 自身初の祭典に向け「正装のつもり」という新コスチュームも用意した。「気持ちいいでしょうね。8万人が見ている会場で。入場の瞬間だけは全ての視線が僕に集まるわけで」。日本プロレス界が生んだカリスマが、いよいよ世界の頂点に立つ日がやってきた。