【WWE】中邑屈辱!AJから“頭ポンポン”

2018年04月05日 16時30分

AJ(左)は中邑にフェイントのフェノメナール弾を放った後、頭を叩いた(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【THE RISING SUN~中邑真輔・世界の頂点へ】

【テネシー州ナッシュビル3日(日本時間4日)発】さあ決戦だ。WWEのスマックダウン(SD)大会が開催され、祭典「レッスルマニア34」(8日=日本時間9日、ルイジアナ州ニューオーリンズ)で激突する“ロックスター”中邑真輔(38)とWWE王者AJスタイルズ(40)が最後の「前哨戦」に臨んだ。先週の大会で中邑に心理的ダメージを与えられた王者は一気に反撃。決戦5日前で形勢逆転に成功し、運命のゴングを待つことになった。

 祭典前、最後の大会で中邑とAJはタッグを結成。2週連続でシェルトン・ベンジャミン(42)、チャド・ゲイブル(32)のレスリングコンビを迎撃した。先週は中邑がAJにフェイントのキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)を放った後、頭を叩いて精神的ダメージを与えた光景が記憶に新しい。

「祭典に出場するため俺は海を渡ってきた。AJはすぐ感情的になる。祭典でも間違いを起こして俺が王者になるだろう」と宣言して試合に臨んだ中邑は、開始から主導権を握る。交代する際もAJの頭をポンポンと叩いて感情を逆なでした。しかし百戦錬磨の王者も黙ってはいない。ニヤリと笑って受け流すと、中邑の真横の位置から誇示するように必殺のフェノメナール・フォアアーム弾を決めてゲイブルを沈めた。

 波乱はその後に起きた。AJが退場すると、中邑はベンジャミンの襲撃を受ける。ヒザでこれを蹴散らすと、何と背後からAJがフェノメナール弾を狙い、中邑に飛びかかったのだ。両腕をクロスしてガードする中邑。しかしこれは、中邑が先週に仕掛けたキンシャサ弾と同じフェイントだった。うずくまる中邑の目前で必殺の一撃を「寸止め」すると、王者は笑顔で挑戦者の頭をポンポンと7回も叩きリングを後にした。

 リング下でベルトをかざすAJを見つめ、中邑は顔をゆがめて怒りで全身をたぎらせた。あのクールな中邑が、ここまで感情をムキ出しにしたのはWWE移籍後初めてだろう。最後の最後で形勢逆転に成功したAJ。祭典の大一番はいよいよ予測不可能となってきた。