【イリノイ州シカゴ26日(日本時間27日)発】WWE・スマックダウン(SD)大会が行われ“ロックスター”中邑真輔(37)が、2018年最初の大一番「ロイヤルランブル」(1月28日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)への出陣を表明した。

 中邑は先週のPPVで“毒蛇”ランディ・オートン(37)と組みケビン・オーエンズ(33)、サミ・ゼイン(33)組と対戦するも、ダニエル・ブライアンGM(36)が疑惑の高速カウントを入れてオートンがフォール負け。この日、バックステージでインタビューを受けたオートンは「もう終わったことだ。それより俺は未来を見据える。ロイヤルランブル戦での勝利だ。他の29選手を蹴散らす。そして…」と答えていた。

 すると話をさえぎるように横から満面の笑みを浮かべた中邑が登場。得意のポーズを決めつつ「それはいいアイデアだ。レッツ・ランブル!」とランブル戦参戦を表明。それだけ言い残すと目が点になっているオートンを横目に、スルスルとムーンウオークを決めるように画面からフレームアウトした。

 いかにも中邑らしい参戦表明だが、言葉の意味は大きい。30選手が参加する伝統のランブル戦で優勝すれば、祭典「レッスルマニア34」(4月8日、ルイジアナ州ニューオーリンズ)での王座挑戦権が得られるからだ。まさに「レッスルマニアへの道」を堂々歩み始めた中邑。18年早々から一気に勝負を仕掛ける。