米WWE22日(日本時間23日)のPPV大会「TLC」で一軍デビューを飾った前NXT王者アスカ(36=華名)が27日、米国からの合同電話インタビューで現在の心境を語った。

 デビュー戦でキャリア10年の豪州美女・エマを下してロウでの白星デビューを果たしたアスカは「WWEの女子部門は、私によって完成させるぞ、という思いが強くなった。PPVからのデビューが決まったことが大々的に宣伝されたり、たくさん告知されて、男女含めて特例なデビューだったなと思います」と振り返った。

 今後の目標については「チャンピオンベルトです。WWEに入団した目標の一つですし、ロウのベルトを手にしないといけないと思っています」ときっぱり。さらに「あとは男子のトップ選手と試合内容を比較されるようになるということも目標の一つです。女子でも男子並み、男子以上の試合を見せていきたい」と意気込んだ。

 また、日本時代にしのぎを削った近藤朱里(28)が9月23日のUFCファイトナイト・ジャパンで初参戦初勝利を果たしたことについては「“朱里も頑張ってんねんな。私も頑張らないとな”と思いますね。やっぱりいいですよね。目標に対してお互いチャレンジしていくっていう姿勢を見れるというのは。なんか、面白いなと思います」と刺激を受けたことを告白。その上で朱里が将来的な対戦を望んでいることについては「ほんまに、実現したらいいなって思っています」と応じていた。