【WWE】レスナー辛勝 救護室から“生還”し王座防衛

2017年08月21日 13時08分

ユニバーサル王座戦は過酷な4WAY戦で行われた。左からジョー、レスナー。右からストローマン、レインズ(C)2017 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ニューヨーク州ブルックリン20日(日本時間21日)発】WWE真夏の祭典「サマースラム」(バークレーセンター)のメーンではWWEユニバーサル王者の“ビースト”ブロック・レスナー(40)が“大型犬”ローマン・レインズ(32)、“巨獣”ブラウン・ストローマン(33)、サモア・ジョー(38)とのフェイタル4WAY戦で辛勝した。

 いきなりレスナーはレインズ、ジョーをジャーマンで投げ捨てて、スープレックスシティ(スープレックス祭り)全開だ。しかしストローマンがレスナーを場外に放り投げると、地獄の場外戦が展開された。

 ますジョーがコキーナクラッチでレスナーを絞め上げる。そこへレインズがスピアーで飛び込み、2人を観客席まで吹き飛ばしてしまう。

 ここから巨獣が荒れ狂った。レスナーを実況席へパワースラムで叩きつけるや、何と実況席のセットを抱え上げて王者の頭上に投げつけてしまった。頭をしたたかに打ったレスナーはピクリとも動けない。すぐさま救護班がかけつけ、レスナーはストレッチャーで医務室へ運ばれた。

 しかし試合は続く。リング上ではストローマンとレインズがスチール製階段で殴り合い、ジョーが割って入る。その直後だ。意識を取り戻したレスナーが戻ってきた。約4分のインターバルで蘇生したビーストは、赤鬼のような形相でレインズ、ジョーをジャーマンで投げ捨て、ストローマンに抱え上げられても組みついて左腕を決める。しかしレインズが再度スピアーを王者に叩き込むと、試合は振り出しに戻った。

 最後も冷や汗ものの結末だった。レスナーはレインズのスーパーマンパンチ3連打を浴びる。トドメのスピアーに合わせて何とかカウンターのF5を決めて、3カウント。レスナーが逆転で王座防衛に成功した。

 勝利後も王者はフロアに大の字となったまま。試合中にストレッチャーで運ばれたことも含めると、レスナーの長期政権に陰りが見えてきたことは間違いない。この日敗れたレインズ、ストローマン、ジョーらによる“レスナー包囲網”は厳しさを増しそうだ。

 また元ドラゴンゲートでWWEクルーザー級王者の戸澤陽(32)は、前王者ネヴィル(30)とのリマッチでフォール負け。14日に奪ったばかりのベルトをわずか7日で手放す格好となった。