【WWE】中邑 日本人初の王座奪取ならず!インドの怪人にまさかのフォール負け 

2017年08月21日 11時58分

中邑(右)はマハルに鋭い蹴りを叩き込んだ(C)2017 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ニューヨーク州ブルックリン20日(日本時間21日)発】中邑惜敗! WWE真夏の祭典「サマースラム」が当地のバークレーセンターで開催され、“ロックスター”こと中邑真輔(37)が、WWE王者の“インドの怪人”ジンダー・マハル(31)に惜敗。日本人初の同王座奪取の快挙はならなかった。

 中邑は1日にジョン・シナ(40)との挑戦者決定戦を制して、この日の挑戦を決めた。堂々たるトップコンテンダーとして、たぎりにたぎってリングイン。大一番では必ず登場する名バイオリニストのリー・イングランド・ジュニア(33)がイントロを奏でると、約1万6000人の大観衆が入場曲を合唱する。場内は中邑コール一色だ。息が止まりそうなほどエキサイティングな光景が展開され、場内の興奮はいきなりピークに達した。

 そして大ブーイングを背に、いつものように姑息な配下シン・ブラザーズを従えて王者が登場する。全身に憎悪と嫉妬の炎を漂わせたインドの怪人は、戦前から「殺してやる!」と物騒なメッセージを挑戦者に突きつけていた。中邑は余裕の笑みで王者と対峙した。

 さあゴングだ。中邑は腕の取り合いから蹴り、ヒザ、グッドバイブレーションで先制。一方の王者は蛇のように長い腕を首に絡めて、挑戦者のスタミナを奪いにかかる。しかしジャンピングカラテキックでペースを握ると、ヒザの連打からトライアングルチョークで一気に出る。しかしキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)はかわされ、逆にマハルのコブラクラッチスラムをしのいでコーナーに衝突させた。

 しかしこのピンチにシン兄弟が乱入。中邑は鬼の形相で排除するが、王者はそのスキを待っていた。背後から忍び寄ると必殺のコブラクラッチスラム一撃。11分25秒、中邑はまさかのフォール負けを喫してしまった。必殺のキンシャサ弾を一度も決められなかっただけに悔いが残る一戦だろう。

 ベルトを掲げて勝ち誇る王者。しかし互角の勝負を演じた中邑は何も恥じる必要はない。再び「ライジング・サン」はWWEのリング上に輝くはずだ。