【ペンシルベニア州ピッツバーグ31日(日本時間1日)発】WWEロウ大会で“大型犬”ローマン・レインズ(32)が、ビースト撃破へ前進した。

 真夏の祭典「サマースラム」(20日、ニューヨーク州ブルックリン)ではWWEユニバーサル王者の“ビースト”ブロック・レスナー(40)とレインズ、ブラウン・ストローマン(33)、サモア・ジョー(38)がフェイタル4WAY戦で激突する。この日は挑戦者3人が3WAY戦で前哨戦を行った。

 試合は大混戦の末、レインズがストローマンにスーパーマンパンチを決めた後、スピアーでジョーから3カウント奪取。大型犬は「難しい試合だがレスナーからベルトを奪うのは俺しかいない」と王座奪取を宣言した。

 大会冒頭では、王者が代理人ポール・ヘイマン(51)とリングイン。ヘイマンはカート・アングルGM(48)に対し「どうせ最高権力者(ビンス・マクマホン会長)の命令でこんな試合を組んだんだろ? 悪いがこの3人ではレスナーに勝てない!」と勝ち誇った。しかしこの日のレインズの好調ぶりと試合形式を考えると、そう簡単には防衛できそうにない。