米WWEの日本公演「WWE Live Tokyo」が30日、東京・両国国技館で行われ、プリンス・デヴィットのリングネームで新日本プロレスで活躍したトップスター、フィン・ベイラー(35)が約2年ぶりの日本マットを勝利で飾った。

 新日本時代の盟友カール・アンダーソン(37)と一騎打ちすると、序盤はスピーディーなグラウンドの攻防で観衆を魅了。だが油断したすきに奇襲攻撃を受けてからは、苦しい戦いが続いた。相手セコンドのルーク・ギャローズにも介入され、あと一歩まで追い詰められてしまう。

 それでも「レッツゴーベイラー」の大合唱に後押しされ、起死回生のノータッチトペで形勢逆転に成功。相手のガンスタンをカウント2で返すと、最後はリバース式のブラディサンデーからダイビングフットスタンプにつなげて勝利した。