米WWEの日本公演「WWE Live Tokyo」が30日、東京・両国国技館で行われ、元ノアのKENTAことヒデオ・イタミ(36)は、初めての日本公演を勝利で飾れなかった。

 第1試合でクリス・ジェリコ(46)と対戦したイタミは、大ブーイングが浴びせられる中、非情な張り手と顔面蹴りを見舞い、トップロープ上で寝そべるポーズまで繰り出して挑発した。

 さらにチャンスと見るや必殺のゴー2スリープで勝負をかけるが、2度も阻止されてしまう。最後はウォール・オブ・ジェリコ(逆エビ固め)で敗れた。

 現在WWEで活躍する日本人選手の中では先陣を切って2014年9月にNXTデビューを飾るも、ケガによる2度の長期欠場に見舞われたイタミ。5月に復帰してからはNXT王座への初挑戦も実現させており、ここから巻き返しを図りたいところだ。