【イリノイ州シカゴ20日(日本時間21日)発】WWE・NXTのPPV大会「テイクオーバー」で行われたNXT王座戦は、元ノアのKENTAことヒデオ・イタミ(36)が王者のボビー・ルード(40)に敗れ、WWE初戴冠はならなかった。

 2014年9月のNXT初登場から何度もケガに泣かされてきたイタミは悲願の王座奪取へ、序盤から何度もゴー2スリープを試みた。だが、王者は巧みにかわし続けて決めさせない。何とか一瞬のスキをついてゴー2スリープを放ったものの、仕留めきれなかった。最後は王者のグロリアスDDTの連発をくらって3カウントを許した。

 試合後のイタミは大荒れ。控室に戻ると、イスやゴミ箱に当たり散らした。止めに入ったカシアス・オーノ(37)には暴言を浴びせる始末。元ノアのカリスマはいったい、どこへ行くのか…。